星読みブログ

乙女座満月を過ぎて

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乙女座満月。
現実を手放す。

自分の鎖を見つけるのはいつも通りの自分でいては決して気づけないので、
普段の生活から  ” いつもの ”  に執着を持たないように気をつけている。

思考や人間の本能とか哲学のようなジャンルに興味があるのだけれど、
そこで習う知恵も  ” 変化 ”  と共にあるのが必須で、変化しながら生きるのは案外難しい。

昨日の皆既月食の乙女座満月では、「現実を手放す、行動、価値観、思考、自分に染み付いたあらゆるパターンを手放し、心身ともにリラックスしておくこと。」というような占い的アドバイスの記事をよく見かけた。

占星学を学び、自分の中では占星学なのか占星術なのかの定義すら確定しきれない今、でも学びから贈られてくるメッセージに意識を向けながら生きていくようになったのは本当で、そうすることで生きやすくなったというか、自分の能力について自分でもびっくりするようなアウトプットができているように感じる。

今回の乙女座満月から読み取れるメッセージを、多くの先生方の記事を参考に自分でも読み解いてみながら、ふと自分の  ” 思考パターン ”  に焦点が当たった。

年齢から判断するパターンの思考に自分が執着をしているしているということ。

いくつになってもチャレンジするという、耳障りの良い言葉に憧れて、「そんな年齢でこんなことができるなんて」という判断基準を自分の脳に搭載していたことに気づいた。

何歳になっても自分らしく生きる系の発信が多い中、自分もすっかりSNSマジックにかかって、何歳になっても自分らしく生きていくという「自分に与えたれた自由」を読み間違えて、自分の鎖にしていた。

自由と言いつつ常に  ” 〇〇歳 ”  でという付属品を抱え、思考の行方、物事の判断、行動していた。

そもそも論、人が勝手に設定した年齢の限界を超えて挑戦している人たちに、特別とか勇気をもらえると思ってしまうのも、自分がしっかりと何十代なのかという鎖を巻きつけて生きているかの証拠。もしかしたら、人々に勇気を与えているその人には老いには対応しているけど、年齢的な制限の概念がなく、そもそも自分に設定していないのではないか。

いくつになってもは要らないくて、「チャレンジする」というシンプルな言葉を使った方が、案外そこから巻き起こる体験は楽しいものになるのかもしれない。そして失敗した時のフィードバックを細部まで受け取ることができそうだ。

”  いくつになっても ” はこれから挑戦し、失敗した時のための先回りした釈明なのかもしれない。そんな年齢で挑戦したことが素晴らしいのですよという慰めをもらうための。

今回の乙女座満月のメッセージから「古いパターンの見直し」にメスが入ったことで、また新しいスタートを切れそうだ。あなたにはどんなパターンの見直しがありましたか?

さて今日から水星逆行。時間には余裕を持っていきましょう。占星術の世界は目まぐるしく忙しいな。

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