魚座に太陽、水星、ドラゴンヘッド、土星、海王星が入りどんどんと春分の日に向けて最後の総仕上げのような気持ちになっているのは、私だけでしょうか。
私のホロスコープ上で魚座は11ハウス、対面の乙女座5ハウスには木星、火星、土星が配置されていて、両星座ともインターセプトされている。なので私のホロスコープ上で、大変重要な乙女座はスムーズにいかず意図して開発する必要がある。試練の上の試練のような、課題プラス課題のような、試練を知る、課題を知る前にさらにその扉を開ける鍵を見つけないといけないようななんとも言えない厳重に閉じ込められたものを感じる。
インターセプトの解釈のポイントを教えてもらった。
①どのサインがインターセプトされているか?
→ そのサインのテーマが意識しにくい可能性がある。
② どのハウスでインターセプトが起こっているか?
→ そのハウスのテーマに関連する問題があるかもしれない。
③ インターセプトされたサインの支配星はどこにあるか?
→ その支配星の位置が、インターセプトされたサインのエネルギーを解放する鍵になる。
④ インターセプトされたサインの中に惑星があるか?
→ その惑星のエネルギーがスムーズに発揮しづらいかもしれないが、成長とともに開花する可能性が高い。
⑤ 反対側のサインもインターセプトされているか?
→ インターセプトは通常ペア(対向するサイン)で発生するため、両方のサインの影響を考える
私のホロスコープ上では魚座には惑星は入っていない。この点だけ考慮すると私の人生で魚座の影響はないように見てしまいそうだ。けれど、対向ハウスの乙女座に行動を司る火星、自分を世で活かすために無視できない木星、土星があるんだから、無視できない今の11ハウスのこの賑わい方。
反対側にも影響を及ぼしてくるという風に解釈していいのなら、この厳重に守られた?私の乙女座火星、木星、土星の力を発揮するためにも、今回の太陽魚座期間は閉塞的になるのではなく、淡々と降りてくるインスピレーションをできるだけ抵抗せずにスーっと出す。無意識にコントロールされすぎずに意識に上げてどんどん気づいていくのはとても大切な気がする。
感覚的なものではなくより実証を伴うには、いろんな星読みの検証と失敗と再検証を繰り返す必要があるんだけれど、少し前までは表に出すのに失敗してはいけない、間違えないように星を読みたいという気持ちはどこか彼方へ消えた。これまでの学びを土台にして自分の感性のままに言葉を紡ぐことに赦しができたのもきっと魚座に水星がいるからかな。
星読みを人生の中で取り入れるようになって、自分の周りで起こることへの向き合い方、今関係がある人たちとの付き合い方が明らかに変わった。占いというような分野に自分が真剣に向き合う日が来るとは思ってなかったあの頃。感覚で生きて数々の失敗を繰り返してきた若い頃。あの頃の自分が占いを真面目に勉強している今の私を見てなんというだろう。
私的に西洋占星術は占いではないと思っているのだけれど、占いの域を超えないという視点も忘れたくない気持ちもある。懐疑的なのは経験値が浅いからか、それとも占いに翻弄されている自分を許せないのかは、占いなんて信じないと怒っていた過去の自分に対するカッコつけなのかもしれない。
ただ、人生においての成功の秘訣、「他人から与えられたことをやる」ということが本当に秘訣だったのなら、占星術で我々に送られてくるメッセージは必ずしも自分がしたいことじゃなかったりするので、やっぱりやってみる価値はあるんだと思う。誰もこれやってって言ってくれない環境にいる方は特に、まず自分のホロスコープでの課題をクリアしてみるといいかもしれない。私も現在進行形で向き合っているため、検証結果はまだ不十分だけれどね。