木星が自分の太陽星座に来た時はラッキーな期間だとか、新しいスタートの時期とも言われる。
木星は約一年間同じ星座に滞在して移動するため、つい昨日まで双子座にいた木星が次に双子座へ来るのは１２年後ということになる。
去年から１年が木星双子座期間が私にとってラッキーな一年だったかというと微妙だが、自分自身にとって「自分の才能」を自覚する期間となったし、さらにどうすればより自分を発揮できるのかを意識して過ごしたのも事実。
「ラッキーなこと」の捉え方次第だろうけど、ものすごく幸運期だったというと謎が残る。双子座の象徴には情報収集やコミュニケーション、学びなどがある。確かにたくさんの知識も増えたと同時に、放っておくとあらゆる方向へ伸び広がり、収拾がつかなくなる場面によく出くわし対処に翻弄した為、双子座木星期の終盤には「やらない事」を決めるという着地をしたのも事実で。
様々に拡大しすぎる状態に疲れて、本来の自分を思い出し人間関係も必要最低限にしようと思っている。というわけで、この状態こそが木星が双子座を去って蟹座へ移動した証拠だと思う。木星蟹座期のはじまりだ。
蟹座は家庭やルーツ、教育、子育て、守るという土台の部分を象徴し、テリトリーがはっきりしている。自分の内に入れた人には共感力を発揮し、境界線をなくして親身に接するが、外のものにはしっかりとシールドを張る。好き嫌いがはっきりとしていることでも有名だ。身内贔屓な面が今回木星が来たことによって拡大していくという面もある。だからこそこの時期は「何を守りたいのか？」「誰と心を通わせたいのか？」が問われる時期でもある。
実はこの５月から星読みの料金を改定した。これもセッションを受けたいという方や勉強したいという方に向けて、自分がどうしていたきたいのかを反映した結果だ。これまで受けてきた方からすれば手を出しにくいことになったかもしれない。でも情報を扱う側として相手へ真摯に向き合うためにはコンビニエンスは良くないという結論に至った。振り返れば、これも木星蟹座期間を過ごす準備になっていたのだと思う。
さて、星読みを日常に取り入れることによって星優位で自分を見るのではなく、その力を自分の背中を押してうまく波乗りできるようにしたい。これは発信するメッセージを受け取ってくれる方もそうあって欲しい。だから太陽星座別に木星蟹座期を有意義に過ごすヒントをまとめてみた。誰かの一歩を後押しできるメッセージになれば。
牡羊座 「自分の基盤が育つ時」
- 家族、家庭を整えることで外での活動がより活発に。
- 戻る場所を作ることで思い切り挑戦できる。
- 引越し、模様替え、家族との関係改善。
- 自分を守る「拠点作り」。
牡牛座 「知性と感情の橋がかかる」
- 伝えること、学ぶことが温かい形で広がる。
- 書く、話す、伝えることで信頼や絆を育てる。
- 誰かの役に立ちたいという気持ちが言葉に宿る。
- 地元、兄弟姉妹との関係性がキーに。
双子座 「収入や資源が広がる」
- 自分の価値、収入の見直し、育てる好機。
- 温かみのあるビジネス、サービスにツキ。
- 物質だけでなく「心の豊かさ」が重要。
蟹座 「自己拡大、新しいスタート」
- 過去の自分を超えていく体験も。
- 直感に従って「今これをやりたい」を信じて動く。
- 自分から発信することでチャンスが開かれる。
獅子座 「心を許せる仲間、居場所が見つかる」
- 魂のメンテナンス期「過去のサイクルの総仕上げ、棚卸し」。
- 心の掃除、安心できる精神的居場所づくりが未来への飛躍につながる。
- ひとりでがんばらず、支え合い見えない絆を感じる。
乙女座 「未来の土台づくりに集中を」
- 仲間、チーム、ネットワークを育てる時期。
- SNSなどでの発信も開運につながる。
- 長期的な目標への仲間集め、下準備開始。
天秤座 「キャリアと家庭のバランスが問われる」
- 社会的な評価が高まる。
- 家族や大切な人の応援が力になる。
- 長年の信頼関係がある仲間とのプロジェクト。
- 公私のバランスが整うと成果が出やすい時。
蠍座 「内面の整理、精神的な浄化」
- 世界観、哲学が心の深部から書き換わる時。
- 精神的探求、ルーツを探る旅。
- より専門的で、深い学びが後のブレイクの後押しに。
射手座 「精神的な豊かさ、安心感が得られる」
- 人に与えることが多いが今は「受け取る器」を育てる時。
- 安心できる環境、仲間が人生の追い風に。
- 瞑想、精神的な学びで心の器も広げる時。
山羊座 「パートナーシップが豊かに育つ」
- 心のつながりがキーワードの対人関係。
- 恋愛、結婚、仕事上の協力関係が大きく実る。
- 心を開き本音を共有することで関係性が深まる。
水瓶座 「内面の成長とケアのとき」
- 無理に頑張らず、体と心を整えることに集中。
- 生活リズムを整えることで発展の余白ができる。
- 人を支える、癒す、整えるような活動が吉。
魚座 「仲間や希望の実現」
- 夢や希望を共にできる仲間との出会いが増える。
- 自分の好きを通じて社会貢献していく。
- 楽しむことが自分らしさ、豊かさの源になる。