星読みブログ

水瓶座を学んでみた。

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月は水瓶座へ。

占星術を学び続けられている理由の一つに鳥肌が立つからということがある。自分の陳腐な想像力の遥か上をいく情報、表現に触れた時にゾワっと鳥肌が立つ。

山羊座は一国を築きその後の水瓶座は古いシステムを否定し新しくしていく。価値観やルールが変わって行っている様は、ずっと昔から変わらなかったものにどんどんとメスが入っていることでも観察できる。

冥王星という最強のエネルギーが山羊座を離れ完全に水瓶座に入って約3ヶ月。0ー100のとんでもない冥王星のパワーを無視できようもない世間のニュース。

そしてそれも水瓶座の領域で起こるもんだから、世の中の雰囲気も人の動きも、「革命」と表現するようなこれまでを疑問視する大きなうねりが起こっている。世を変える動きはこれまでもたくさんあったのだろうけど、なんせ私が占星術を知ったのは1年半前。過去に遡って歴史に学ぶこと以上に、今の世間の動きは冥王星水瓶座期間を象徴しまくっている。たった3ヶ月なのに。

大きな社会の動きに対して、個人の動きはすごく地味だけれど、この波に乗って意識的に変わっていく必要があると思っている人は多いと思う。信じていた絶対的なものが壊れていく様に、やっとこれまで安定が不安定だったと気づいてしまったような。

古い体制から新しい体制にしないといけないと分かっていても、何十年と信じてきた社会的地位の安定神話は、簡単には脳内リセットはできない。新しい認知に書き換えていくには、握りしめているものを手放す必要がある。しかも手放そうとしても無意識に握る力を強めてしまう。変われ変われという空気の中、変わったつもりでも実は何も変わってなかったなんてこともよくある。

これまで通りにしていれば安心、みんなのやるとおりにやれば安心、という考え方とは全く無縁に生きている。彼らは奇をてらっているわけではないのだ。むしろ「これまで通り」にすることの危険、古い知識に留まることのリスクに、戦慄しているのだ。ー 石井ゆかり「星占い的時間 水瓶座ー未来の星座」より

まさに水瓶座の役割は守るための刷新である。人間の機能から言っても「現状維持の衰退」は否定できない。例えば、筋肉は使わなと萎縮する。脳は新しい刺激や学習をしなければ、衰える。

人間の進化の過程でよく言われる、「強いものが生き残ってきたのではない。変化に適応できたものが生き残ってきた。」という環境の変化に応じて行動を変えてきたから生き残ったという。現代でいうとデジタルスキルを学ばない、新しいテクノロジーを否定していては取り残されるというように。

水瓶座が目指そうとするものが、全く自分とは関係ないものと思っているならそれは違う。人間の生存戦略に準えられるように生きることが、冥王星水瓶座時代の攻略法であり、ごくごく自然な行動であると確信している。

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